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“フレキシブルワーク”oVice社の実践と、バーチャルオフィスが役立つ理由

世界に遅れながらも、日本でも徐々に認知されるようになってきた「フレキシブルワーク」。導入を検討している企業担当者の中には「結局何をすればいいのだろう」と思っている方も多いのではないでしょうか。

フレキシブルワークには決まった形の正解はありませんが、そのような疑問を持った方の参考になればと思い、今回はバーチャルオフィス oviceを提供するoVice社がどのような取り組みをしているのか紹介します。また、oVice社のフレキシブルワークを支えるインフラである、バーチャルオフィスについても紹介するので、ぜひその点も参考にしてください。

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フレキシブルワーク×oviceで実現「働き方改革」3つのポイント

フレキシブルワークとは、特定の取り組みのことではなく「時間や場所にとらわれない自由な働き方」を表す概念です。そのため、一口にフレキシブルワークといっても、様々な実践や効果があります。

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バーチャルオフィスoviceは、フレキシブルワークの実践に役立つと同時に、働き方改革にまつわる重要な3つの点に作用します。oviceを活用したフレキシブルワークが、どのような働き方改革につながるのか紹介します。

働き方改革①テレワーク・リモートワークの円滑な運用

フレキシブルワークの実現のためには、働く場所を制限しない「テレワーク・リモートワーク」が欠かせません。しかし、ビデオチャットツールなどを導入して、単に「オフィス以外の場所でも仕事ができる状態」を作るだけでは、真のフレキシブルワークとは言えないでしょう。

「本当はオフィスで働いた方がいいけど、仕方のない場合はテレワーク」という環境では、本当の意味でフレキシブルワークとは言えません。

oviceでは、離れていてもオフィスにいた時のようなコミュニケーションが可能です。場所に関係なく同じようなコラボレーションやパフォーマンスの発揮が可能となり、テレワークやリモートワークで抱きがちなシナジー不足も解消されるでしょう。

働き方改革②ワークライフバランスの実現

出社とテレワークを主体的に選択することで、出社する必要がない場合は移動時間を減らせます。満員電車によるストレスも軽減できるでしょう。

また、社員がそれぞれ自分に合った環境を選べるため、生産性の向上も期待できます。業務上の成果を上げつつ、移動時間や残業を減らすことができれば、ワークライフバランスも整います。

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働き方改革③DXの推進

バーチャルオフィスoviceをワークプレイスとして活用すると、必然的にDX(デジタルトランスフォーメーション)への意識も高まるでしょう。たとえば、書類は全てデータ化しなければなりませんし、稟議などもリモートワークに適したプロセスに変えなければ共有すべき事項が共有できず、その効果は半減してしまいます。

ツールを導入しただけではDXになりませんが、それと共に業務プロセスや組織のあり方を最適化していくことでDXが進展するのです。

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フレキシブルワークで直面する課題を、oviceが解決

フレキシブルワークは働き方改革にも効果を発揮してくれるコンセプトですが、いざ実践してみようとすると壁にぶつかってしまう企業も少なくありません。

oviceを活用したフレキシブルワークであれば、バーチャルオフィスoviceのもたらす様々なメリットにより、こうした課題が解消します。フレキシブルワークの実践のポイントともなるので、これらの点に注意して働く環境を整備すると良いでしょう。

メリット①情報共有の機会が増え、連携力が向上

フレキシブルワークを導入することで、情報共有が疎かになるケースがあります。それは「ちょっとした報告や相談」がしづらくなるのが原因です。「話せば1分で済むのに、そのためにわざわざオンライン会議を開催するのは気が引ける」という心理が、報告や相談を遠ざけてしまうのです。

oviceならオフィスにいた時のように気軽に話しかけられるため、細かく報告や相談ができ、チームでの情報共有や連携が促進されるでしょう。

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メリット②チームワークの強化

報告や相談と同様、フレキシブルワークでは雑談が減ることでチームビルディングが難しくなることが課題に挙げられます。雑談が減ることで心理的な距離が縮まらず、いつまでもよそよそしい会話のまま仕事をすることになってしまうといった懸念もあります。

oviceはこうした課題の解決にも貢献します。気軽に話しかけやすいのはもちろんですが、カメラでの映像を映さずに話せることから、よりリラックスして話ができると感じる方もいるようです。雑談が増えることでチームワークが強化されたり、組織の人物相関図が理解されたり、仕事のパフォーマンス向上も期待できます。

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メリット③社員のエンゲージメント向上

エンゲージメントとは、組織への帰属意識のこと。チームワークが向上し、会社に自分の居場所を感じるようになれば、会社へのエンゲージメントも高まります。

たとえ離れた場所にいたとしても、バーチャル空間に毎日メンバーと一緒にログインすることで、組織のメンバーとしての実感が生まれます。前述のように気軽に会話ができるので、そのようなコミュニケーションを通じて、メンバー同士の関係性も構築されていきます。

oviceには座席を配置することもできるので、一緒に仕事をしているという感覚も得ることができます。また、物理オフィスのようにレイアウトを工夫することもできるので、その組織らしさを感じてもらうことも可能です。

こうした工夫によりエンゲージメントが高まれば、仕事へのモチベーションが上がり、ストレスも軽減されます。離職率も下がることが期待できますし、新たなメンバーが必要な際には採用市場での強みとなるなるでしょう。

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メリット④孤立感の軽減・解消

フレキシブルワークによって、多くの企業が頭を抱えているのが社員の孤立感です。一人暮らしの場合など、ミーティング以外で人と話す機会がなく、一日中あまり会話がないことにストレスを抱える場合もあります。

そのような状態が続くとメンタル疾患になるリスクも高まり、組織全体のパフォーマンスが下がるだけでなく、離職につながることもあり得ます。しかし、oviceを使えば社員同士の何気ない会話が可能になり、リモートワーク環境での孤立感の軽減・解消も期待できます。

【oVice社の実践】フレキシブルな働き方とライフスタイル

実際にoVice社では、メンバーがそれぞれの都合に合わせて自由度のある働き方をしています。その実践と、それにより実現しているライフスタイルを紹介します。

CASE①リモートワーク(全メンバー)

oViceは本社を石川県七尾市に構えていますが、そこに出社する必要はありません。全メンバーがリモートで仕事をしており、出社するのはバーチャルオフィス上です。

在宅勤務であれば、休憩時間に家事をしたり、様々な用事を済ませたりといったこともできます。コワーキングスペース等で勤務するメンバーもいます。

普段のコミュニケーションはoviceかSlack上で行います。アバターでoviceスペースに出勤するので、メンバーが集中して作業中なのか、会議中なのかといった様子もすぐわかります。ミーティングの予定を組んでいなくても、タイミングが合えばすぐに話しかけて意見を交換することも可能です。

▲ovice空間で会話をしている様子
▲マレーシア軽井沢東京のメンバーでミーティング

CASE②地方移住

フルリモートで働けるoVice社では、地方に移住する方も少なくありません。中には地方への移住を実現するためにoViceでの勤務を決めたという方もいます。

自分の好きな場所に住むことで、より活き活きと仕事ができているようです。全国各地にメンバーがいるため、近隣のメンバーで集まることもできます。その土地ならではの話題や景色、生活の様子など、お昼休みなどの雑談のネタも尽きません。

<参考>Wantedly|仕事はそのまま、地方に移住。働き方についてoViceメンバーに聞いてみた

CASE③教育移住や子どもとの時間の確保

移住の中でも、子どもの教育のために移住する「教育移住」を実践するメンバーもいます。

▼体験談を、公式ブログで紹介しています。
フレキシブルな働き方が人生の選択を増やす。働き方事例シリーズvol.1 「教育移住」|oVice Blog

oVice社では11-16時をコアタイムとしたフレックス勤務制度も取り入れており、働く時間を子どものケアに合わせて調整できます。しっかり仕事をしながらも、我が子の成長を感じられるのは親にとっての喜びです。

▲教育移住を果たしたメンバー右とそのご家族

CASE④ワーケーション

近年注目を集めているワーケーションを満喫している社員が多いのも、oVice社の特長です。フレックス勤務に加えて「理由が何でも、休みは快く送り出す」「休暇は楽しむもの」というカルチャーがあるため、ワーケーションを存分に楽しめるのです。

世の中には「ワーケーションを導入してみたものの、結局仕事ばかりになってしまった」というケースもあるようですが、oVice社ではワーケーションの日程に休みを取得し、観光や現地の生活を楽しむスタイルが主流です。一年を通して、国内外の景色や体験を味わいながら仕事をしているメンバーもいます。

▲マレーシア クアラルンプールのコワーキングスペースからoviceにアクセスするメンバー

<参考>ミナイ|フルリモート広報@oVice(note)

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oviceをワークプレイスに、フレキシブルワークに取り組む

フレキシブルワークは、これからの日本の働き方を前に進めるための大きなカギとなるかもしれません。そのためにはワークプレイス(働く場所)としてのツールの導入に加えて、制度を整えたり文化を醸成していく必要があります。

ovceではバーチャルオフィスの開発や機能改善に務めると同時に、セミナーや資料で働き方やコミュニケーションにかかわる知見を共有しています。フレキシブルワークについて解説した最新の白書も公開しているので、新しい働き方に興味のある方はぜひ以下リンクより入手してみてください。

oviceの特徴や機能について詳しく見る


フレキシブルワークという働き方のアイデアについて、全方位からまとめました。働き方改革に取り組む際には、新時代の働き方とその推進方法を理解できるこちらの資料をぜひお役立てください。

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SuzukiKohei
フリーのビジネスライターとして、ビジネスメディアでの執筆やベンチャー企業の採用広報を担当。起業家や投資家のほか、ベンチャー企業とのオープンイノベーションに積極的な大企業への取材を行う。