チームビルディングに使えるおすすめゲーム&自作するときのポイント
メンバーのスキルや能力を最大限に発揮できるチームを作るために、「チームビルディング」に取り組む企業が増えています。
チームビルディングに有効な手法は様々ですが、なかでも「ゲーム」はメンバーが楽しみながら交流を深められる点で人気が高く、低コストで始められるメリットがあります。
この記事では、チームビルディングに使えるゲームを厳選して紹介します。オリジナルのゲームを自分で作る方法やビジネスメタバースを使ったゲームについても解説します。
目次
チームビルディング研修にゲームが有効な理由
チームビルディングとは、チームメンバー個々のスキルや能力を最大限に発揮して、チームのパフォーマンスを上げるための取り組みです。
近年の「個性」を重要視するビジネス環境や、リモートワークの普及により社内のコミュニケーションが減っているなかで、注目度が高まっています。
そして、多くの企業が、チームビルディングの手法として「ゲーム」を取り入れています。チームビルディングにゲームが有効な理由は、主に次の3つです。
それぞれ、詳しく説明していきます。
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チームビルディングとは?目的やビジネスメタバースが果たす役割を解説【具体例も】
楽しみながら交流を深められる
チームビルディングの方法には座学やグループディスカッションなどがありますが、メンバーが楽しく取り組めるという点では、ゲームが最も適しています。
ゲームはみんなで楽しみながら実施できるので、チームを結成して間もない時期でお互いのことをあまり知らなかったとしても、緊張感が解消されて交流をより深めやすくすることができるでしょう。
ビジネスに結びついたものが多い
チームビルディングのゲームのなかには、思考力やコミュニケーション能力などのビジネススキルを試されるものがあり、実際の仕事にも活かすことができます。
また、仕事の現場では上司と部下の関係であっても、ゲームでは平等な立場です。部下が上司に指示をするなど、実際の仕事現場では起こりえないことを疑似体験できる点も、メリットの一つと言えます。
場所を問わず、低コストで実施できる
バーベキューや合宿など、社内イベントの開催もチームビルディングとして有効です。しかし、これらのイベントを開催するには、コストがかかる上に場所の手配も必要になります。
その点、ゲームは室内やオンラインでできるものが大半で、気軽に実施できるメリットがあります。
チームビルディング研修におすすめのゲーム
チームビルディング研修におすすめのゲームとして、室内でできるゲームとオンラインでできるゲーム、それぞれ5つずつ厳選して紹介します。
ぜひ、ゲーム選びの参考にしてみてください。
室内でできるおすすめチームビルディングゲーム5選
室内でできるおすすめのチームビルディングゲームとして、次の5つを紹介します。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
マシュマロチャレンジ
概要 | 乾麺のパスタやマシュマロ、ひも、テープなどを使って自立可能なタワーを立てるゲーム。一番高いタワーを立てたチームが優勝。 |
時間 | 制限時間18分 |
人数 | 4人1チーム |
準備するもの | 【各チーム】 ・乾燥パスタ:20本 ・マシュマロ:1つ ・ひも:1本(90cm) ・マスキングテープ:90㎝ ・はさみ:1本 【計測用】 ・メジャー:1つ |
【ルール・方法】
1. 参加者を4人1チームに分ける
2. 各チームに乾燥パスタ、マシュマロ、ひも、テープ、はさみを配る
3. 制限時間18分間でタワーを作る
4. タワーの高さを計測して、一番高いチームが優勝
マシュマロチャレンジは、最も有名なチームビルディングゲームの一つであり、チーム内での役割分担やコミュニケーションが勝負を分けます。制限時間の18分間には作戦タイムも含まれます。
ちなみに、世界記録は99cmで平均記録は50㎝。50㎝以上のタワーを作れれば優秀といえるでしょう。
ペーパータワー
概要 | A4の用紙を30枚使用して紙のタワーを作るゲーム。一番高いタワーを立てたチームが優勝。 |
時間 | 制限時間10~15分 |
人数 | 1チーム4〜5人 |
準備するもの | 【各チーム】 ・A4用紙:30枚 ・はさみ:1本 【計測用】 ・メジャー:1つ |
【ルール・方法】
1. 参加者を4~5人の1チームに分ける
2. 各チームにA4用紙、はさみを配る
3. 作戦タイムを5分間設ける ※作戦タイムに触れても良い用紙は1枚だけ
4. 制限時間10分でタワーを作る
5. タワーの高さを計測して、一番高いチームが優勝
ペーパータワーはA4用紙を切ったり、曲げたりしながら紙のタワーを作るゲーム。同じタワーの高さを競うマシュマロチャレンジよりも使えるものが少ないのが特徴で、作戦タイムでの戦略が重要となります。
ワールドカフェ
概要 | カフェのようなリラックスした環境で特定のトークテーマについて意見を交換し合うゲーム。各グループで出た意見をリーダーがまとめ、最後に発表する。 |
時間 | 20〜30分×3〜4ラウンド |
人数 | 1チーム4〜5人 |
準備するもの | 【各テーブル】 ・模造紙:2~3枚 ・マーカー:1本(リーダー用) ・ポストイット:4~5冊 ・ペン:4~5本 ・お菓子、飲み物:4~5人分 【会場演出用】 ・花やテーブルクロスなどの小物 |
【ルール・方法】
1. 参加者を4〜5人の1チームに分けて、チームごとにテーブルに座る
2. 各テーブルには模造紙、マーカー、ポストイット、お菓子、飲み物を用意する
3. ファシリテーターがテーマを発表する
4. 20〜30分間でチーム内で意見を交換し合う
5. リーダーは模造紙に意見をまとめる
6. リーダー以外のメンバーは他のテーブルに移る
7. 新しいグループで再度同じテーマについて意見を交換し合う
8. 5〜7をもう一度繰り返す
9. 最終的にリーダーはどんな意見が出たのか、気付きがあったのかを発表する
ワールドカフェは、リラックスできる雰囲気を作り出せるかどうかがポイントです。リラックスすることで、様々なアイデアや意見が出ることを期待できます。トークテーマは、毎回同じでも、変えても構いません。
ワールドカフェの目的は議論を交わすことですが、相手の意見を否定しないようには注意しましょう。
ジェスチャーゲーム
概要 | 出されたお題についてジェスチャーのみで見ている人に伝えるゲーム。正解したらジェスチャーを行う人を交代、制限時間内に多くの正解を出したチームが優勝。 |
時間 | 1回10~15分 |
人数 | 1チーム7〜8人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を7〜8人の1チームに分ける
2. リーダーは回答者の後ろに立って、お題を見せる
3. ジェスチャーを行う人はお題をみて、他のメンバーにジェスチャーだけで伝える
4. 見ている側が正解したら次のメンバーに交代する
5. わからないお題はパスできるが、正解するまで交代はできない
6. 制限時間内に正解できた数を計測する
ジェスチャーゲームは誰もが知っている定番ゲームであり、お題さえ準備しておけば、とくに準備するものはありません。
お題は比較的易しいものから難しいものまで揃えておき、難しいお題にはヒントを設けるのも良いでしょう。
人狼ゲーム
概要 | 人狼陣営と村人陣営に分かれて行うコミュニケーションゲーム。人狼陣営は自分の正体がばれないように嘘をつき、 村人陣営は誰が人狼に扮しているのかを当てる。人狼を当てて全滅させたら村人陣営の勝利、その前に村人陣営が全員処刑されたら人狼陣営の勝利。 |
時間 | 1回約30分 |
人数 | 1チーム6〜8人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を6〜8人の1チームに分ける ※うち1人はゲームマスター(進行係)となる
2. ゲームマスターが人狼や村人など役職が書かれたカードを配る ※人狼は2人〜3人
3. メンバーは全員村人になりすます(人狼同士は誰が人狼なのかを知っている)
4. ゲームは昼と夜の2つのターンを繰り返す
5. 昼のターンでは誰が人狼なのかを全員の話し合いで決定し、その人を処刑する
6. 夜のターンでは人狼側がコミュニケーションをとり、村人を1名処刑することができる(誰が人狼なのかバレないようにコミュニケーションを取る必要がある)
7. 夜のターンの最後に処刑される1名をゲームマスターが発表する
8. 5〜7をどちらかの陣営が全滅するまで行う
9. 人狼陣営はすべての村人を、村人陣営はすべての人狼を処刑すれば勝利
人狼ゲームは、村人と人狼以外にも以下のような役職があります。
・占い師:夜のターンに1名を指名して人狼かどうかを確認できる。次の昼のターンで他のメンバーに結果を発表できる。 ・霊能者:前日の昼のターンに処刑された人が人狼だったのかどうかの回答を知ることができる。 ・狩人:夜のターンに指名したメンバーを人狼の処刑から守ることができる。 ・狂人:村人だが人狼の味方をする立場であり、人狼陣営が勝利すると自らの勝利となる。人狼ではないかと疑われて占い師に占いをかけられても村人と判定される。 |
人狼ゲームはコミュニケーションスキルが試され、他のメンバーの発言をしっかり聴かないといけないので「傾聴力」のトレーニングにもなります。ルールが複雑なので、初心者が多い場合は、いくつかの役職をなくしても良いでしょう。
オンラインでできるおすすめのチームビルディングゲーム5選
続いて、オンラインでできるおすすめのチームビルディングゲーム5つを紹介します。
とくにフルリモートの企業担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
共通点探しゲーム
概要 | 制限時間内にペアになった人との共通点をできるだけ多く探すゲーム。ペアは適宜変更しながら、最終的にはチームメンバー全員とペアになるようにする。 |
時間 | 各ペア5分 |
人数 | 1チーム6〜8人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を6〜8人の1チームに分ける
2. チーム内で 2人1組のペアとなる
3. 各ペア5分間でお互いの共通点をいくつか見つける
4. 各メンバーがチームメンバー全員とペアになるまで、3を繰り返す
5. 最終的にそれぞれのペアの共通点を発表する
共通点探しゲームはお互いの理解を深めるのに有効です。見つかった共通点はその希少性ごとに得点を設ける、もしくはメンバーに評価してもらい順位を付けるなど工夫しましょう。
グッドアンドニュー
概要 | チームメンバー各自が24時間以内にあった「良かったこと(グッド)」と「新しい発見(ニュー)」を共有するゲーム。 |
時間 | 約30〜40分 |
人数 | 1チーム6〜8人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を6〜8人の1チームに分ける
2. 各自5分ずつ、24時間以内にあった「良かったこと」と「新しい発見」を発表する
3. 聞き手は話が終わった後に必ず拍手をして、全員が話したら終了
グッドアンドニューは、各メンバーが「良かったこと」と「新しい発見」を発表するゲームです。単に発表するだけでなく、自分の前に発表した人の話題と関連するテーマについて話すといった、別のルールを設けてみることもおすすめします。
また、「24時間以内にあったこと」というルールが難しい場合は、期間を1週間や1ヶ月に変更しても構いません。
十人十色ゲーム
概要 | 他人の好きな食べ物や場所、趣味などを予想するゲーム。代表者1人に質問をして、他のメンバーはその回答を予想する。代表者の回答と自身が予想した答えが一致すればポイントが加算される。 |
時間 | 約30分 |
人数 | 1チーム3〜6人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を3〜8人の1チームに分ける
2. 質問に答える代表者を1人選ぶ
3. 他のメンバーは質問ごとに代表者の回答を予想
4. 正解した場合はポイントを加算
5. いくつか質問をして、総合ポイントを競う
6. 質問に答える代表者を変更して、3〜5を繰り返す
十人十色ゲームは、メンバーの趣味嗜好を知れるだけなく、どれだけメンバーのことを理解できているのかを確認する機会にもなります。
「この人ならどう思うか」というように、相手の立場になって考えることが重要です。
他己紹介ゲーム
概要 | 2人1組のペアになり、パートナーのことをチームメンバーに紹介するゲーム。 |
時間 | 約30分 |
人数 | 1チーム4〜8人 |
準備するもの | なし |
【ルール・方法】
1. 参加者を4〜8人の1チームに分ける
2. チーム内で 2人1組のペアとなる
3. パートナーに自己紹介する(約1分)
4. パートナーに自己紹介をしてもらう(約1分)
5. 各自の自己紹介が終わったら、チームメンバーに対して、自分のパートナーについて紹介する(約3分)
6. メンバー全員が他己紹介を終えたら終了
他己紹介は、チームを結成した時や新しいメンバーが加わるタイミングに実施するのがおすすめです。
通常はパートナーの自己紹介を聞いてから他己紹介を行いますが、知らない人同士がペアになり、自己紹介を聞かずに想像だけで紹介するといった楽しみ方もできます。
似顔絵当てゲーム
概要 | メンバー各自がお題に基づいた似顔絵を書き、他のメンバーが誰の似顔絵なのかを当てるゲーム。チーム全員が同じ人の似顔絵を描いて別のチームの人が当てるという方法もある。 |
時間 | 約30分 |
人数 | 1チーム4〜5人 |
準備するもの | 【各自用意】・紙・ペン |
【ルール・方法】
1. 参加者を4〜5人の1チームに分ける ※リーダーを1人選出する
2. リーダーはメンバーそれぞれにお題を出題する
※オンライン環境の場合は個人メッセージで送る
3. メンバー各自が出されたお題の似顔絵を描く(約10分)
4. メンバーはそれぞれ描いた似顔絵を発表する
5. 他のメンバーは誰の似顔絵なのかを予想する
6. 全員の発表が終われば終了
似顔絵ゲームはメンバーの画力が試されます。上手く描けなくても良いので、特徴を伝えられるように工夫しましょう。お題は仕事の関係者や有名人がおすすめです。
チームビルディングゲームを実施する上で注意したいポイント
チームビルディングのゲームを実施する上で、次の3つのポイントに注意することが大切です。
それぞれ、詳しく説明していきます。
ゲームに勝つことを目的にしない
ゲームである以上、勝ち負けや順位がつくことはありますが、ゲームに勝つことを目的にしないように気を付けましょう。
チームビルディングゲームの目的は、チームメンバーとの信頼関係を構築、醸成することです。運営側はゲームを始める前に、メンバーへゲームの目的を説明しましょう。
また、ゲームをプレイする側は勝ち負けにこだわり過ぎず、「チーム全員で取り組むことができたか」「ゲームの意図する目標を達成できたか」を重点におくことが大切になります。
チームの課題に合わせたゲームを選ぶ
チームビルディングは、チームの成熟度によって5つのフェーズ(「タックマンモデル」)に分かれます。とくにチームビルディングのゲームは、タックマンモデルにおける形成期〜混乱期に有効とされています。
タックマンモデル
①形成期…チームが形成されて間もない時期で、メンバーがお互いのことをあまり知らない状態
②混乱期…メンバー同士の理解が浅く、意見の対立やぶつかり合いが生じやすい時期
③統一期…チームとしての形が出来上がりつつ、各メンバーが役割を認識・共有できている状態
④機能期…チーム全員が主体的に行動でき、目に見えた成果を上げられる状態
⑤散会期…各メンバーが次のプロジェクトに向けて動き出すなど、チームとしての活動が終了する時期
形成期でまだお互いをあまり知らない状態であれば、「共通点探しゲーム」や「他己紹介」など、メンバー同士で理解を深められるゲームがおすすめです。
なお、チームビルディングのゲームは本記事で紹介したもの以外にも、様々な種類があります。チームの課題や、成熟度に合ったゲームを選びましょう。
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振り返りの時間を設ける
ゲームを実施するだけでは、チームビルディングの取り組みとしては不十分です。
ゲームが終わった後に「ゲームの意義を理解できたか」「改善点はないか」などを、チーム内で振り返りましょう。
チームビルディングゲームを自作しよう
チームビルディングのゲームは無数にありますが、チームの課題に最適なゲームが見つからないケースもあるかもしれません。
最適なゲームが見つからない場合、チームビルディングゲームを自作することも検討しましょう。
チームビルディングゲームを自作するメリット
ゲームを作るには、チームの課題やメンバーの特性を考慮することが必要です。
チームビルディングのゲームを作る過程で、チームの現状やメンバーの特性について振り返れるメリットがあります。
また、ゲームを自作することは、思考力を養うトレーニングにもなります。
チームビルディングゲームの作り方
チームビルディングゲームの作り方をステップ別に解説します。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
① 目的(ゴール)を設定する
まずは、チームの課題を洗い出し、その課題を解決するために必要な知識やスキルについて考えます。
例えば、チームメンバー同士の理解が浅いのであれば、 「メンバーの価値観がわかること」をゴールにしたゲームを考えましょう。
② ゲームのルールを決める
ゲームのルールは、複雑にならないことが大切です。参加者全員が理解できるルールを作り、ルールブックを作成しましょう。
あくまでもチームビルディングのためのゲームであるため、ゲームとしての楽しさよりも、設定した目的を達成できる内容になっているかどうかを重視することも大切です。
③ プロトタイプを作って、テストプレイする
ゲームの目的とルールを決めたら、プロトタイプ(試作ゲーム)を制作します。
ぶっつけ本番でゲームを行う場合、進行などに不具合が出る可能性があります。まずは自分もしくは協力者を募って、プロトタイプを作ってテストしましょう。
④ メンバーとプレイする
プロトタイプをテストして問題がなければ、そのゲームをチームメンバーとプレイします。
チームビルディングゲームをプレイする際、ゲーム制作者はファシリテーターとして参加し、メンバーの質問や疑問に対応できるようにしましょう。
⑤ フィードバックをもらう
ゲームをプレイした後は、メンバーからフィードバックをもらいます。フィードバックを参考に、次回プレイするまでに改良を行いましょう。
ビジネスメタバースを使ったチームビルディングゲーム
ビジネスメタバースとは、オンラインのバーチャル空間(オフィス)でアバターを使って、会社にいるようなリアルなコミュニケーションをとれるツールです。
リモートワークの環境では、社員同士が気軽にコミュニケーションを取りづらくなる可能性があるため、チームビルディングの目的で「ビジネスメタバース」を導入する企業が増えています。
ここでは、ビジネスメタバースの「ovice」を使ってできるチームビルディングゲームを3つ紹介します。
それぞれ、順番に見ていきましょう。
①メンバー紹介 ABC3択クイズ
メンバー紹介 ABC3択クイズは、あるメンバーにまつわるクイズを3択で出題し、他のメンバーがアバターを使って回答するゲームです。
【ルール・方法】
1. 参加するメンバーには事前にアンケートを取る
(例:意外な特技、過去最大の失敗、幼少期のおもしろ写真)
2. アンケートを基にクイズを出題する
3. 3択のうち1つは正解、他2つは元ネタより少し変更した不正解の内容を用意する
4. 参加者は正解だと思うところにアバターを移動する
5. 正解発表は元ネタになったメンバーが発表する
メンバー紹介ABC3択クイズでは、正解だと思うところにアバターを動かします。これにより、他の人がどの回答を選んでいるのか、またどの回答にしようか悩んでいる動きがわかる点が特徴です。
普段の業務中の会話では出てこないような、メンバーの意外な一面を引き出すことができます。
②バーチャル謎解きゲーム
バーチャル謎解きゲームは、いくつかのクイズをクリアしていき、最終的に一つのキーワードを導き出すゲームです。
【ルール・方法】
1. oviceのスペース内にいくつかのクイズを設置
2. 全てのクイズの正解を集めると一つのキーワードになるような仕掛けを用意する
3. 一番早くキーワードを導き出したチームの勝利
ovice上では、クイズの設置箇所にアバターを近づけるとクイズが現れます。メンバーはそのクイズを見て回答し、正解したら次のクイズに移ります。
③格付けチェックゲーム
格付けチェックゲームは、お題の格付けメニューを3つ食べて「高級食材」を当てるゲーム。
【ルール・方法】
1. 格付けメニューの食事をオンラインで注文して準備する
2. お題の格付けメニューを3つ食べる(例.黒毛和牛・豚肉・大豆ミート)
3. チームで話し合い、「高級食材」を予想する
4. 答えが決まったら、自分のアバターを答えの場所に移動する
格付けメニューの食事(格付けチェックBOX)はオンラインで注文し、メンバーの自宅まで配送することが可能です。
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ビジネスメタバース「ovice」は、直感的にバーチャル空間の設定・編集ができます。今回紹介したゲーム以外にも、様々なオリジナルゲームを実施できます。
まとめ
今回は、おすすめのチームビルディングゲームを厳選して紹介しました。チームビルディングゲームには様々な種類がありますが、チームの課題やメンバーの特性に合わせて選ぶことが大切です。
とくにチームビルディングゲームを自作する場合は、チームの課題を明確にして、適切なゴール設定を行いましょう。
なお、オンライン環境であっても、Web会議ツールやビジネスメタバースを使うことで、チームビルディングに役立つゲームを作ることができます。
記事の後半では、ビジネスメタバース「ovice」を使ったゲームを紹介しましたが、その他の活用事例集は以下のページからダウンロード可能です。
なお、oviceではイベントでのご利用など、ワンタイムでのご契約も受け付けています。当日運営サポートや参加者向け事前説明会など、効率的に開催できる追加有償サービスもあります。
詳しくは以下のページをご覧ください。