コラボレーションのために試すべき15のツール・プラットフォームまとめ
※本記事は米国ovice officialの翻訳記事です。Medium|15 Unique Collaboration Tools to Try in 2022
コラボレーションツールを使用してチームとの繋がりを維持することは、パンデミックによって生まれたトレンドの1つだ。コロナによって変わったことの一部は、世界が「通常」に戻っていくにつれて消えていく可能性もあるが、コラボレーションテクノロジーへの注目は今後も続くだろう。
毎年、何千ものコラボレーションプラットフォームが市場に出回っている。ブレーンストーミング、製品開発、エンジニアリング、マーケティングキャンペーン管理など、全ての作業を合理化させるのに役立っている。
これらは、リモートチームとハイブリッドチーム間のチームビルディングを可能にし、従業員が異なる国に拠点を置いている場合でも繋がりを維持できるようにしている。
テクノロジー主導のチームに向けた、時間の節約になるユニークなツールのリストをまとめた。
目次
ovice
バーチャルオフィスのoviceは、リモートチームのコミュニケーションをより自然で効果的なものにしてくれるプラットフォームだ。チームが話し合いやブレイクアウトチャットのために集まるスペースを作ることによって、チームメイトの境界線を取り除く。
oviceは、TechCrunch・WeWork・トヨタなど、20,000以上の企業で使用されている。これにより100万人を超える人々が連絡を取り、アイデアを共有、ブレインストーミングをし、革命的なプロジェクトを構築することを可能にしている。
< oviceの特徴 >
- スペース(オフィス/オンラインクラスルーム/イベント会場)をカスタマイズできる。
- 即座の音声通話、ビデオ会議が可能
- 対話型オブジェクトにより、多くの繋がりと楽しさを生み出す
- さまざまフロア(異なる部署あるいは支店)が一つのワークスペースに存在し、繋がりを生み出す
参考:ovice
Creately
2020年にリリースされたCreatelyは、チームの仕事を一目で把握できる視覚的なワークプレース。このプラットフォームの背後にあるアイデアはシンプルだ。最も快適に感じる方法で記入・カスタマイズできるキャンバスである。
また、Createlyは共同ソリューションだ。― チームメイトが協力して即座に変更を同期できるようにする。そして、会議室でブレーンストーミングをしているような気分にさせるビデオチャットがアプリ内にある。
※2022年6月時点 英語・ドイツ語・スペイン語やフランス語など10の言語に対応(日本語は対応していない)
< Createlyの特徴 >
- 管理とデータの視覚化が簡単にできる
- データを外部コンテンツに連動させることができる
- タスクと作業を自動化する
- チームと協力してタスクを管理できる
参考:Creately
Swit
Switチームは、Switのプラットフォームを「作業用OS」と定義している。この製品はCOVID-19をきっかけに作られた。コロナの危機を和らげ、タスク管理・コンテンツの保存と書き込み、またはチームと共同作業をするための拠点を作成するのに役立つ。
Switの主な約束は、気を散らすものを排除し、チームがタブを切り替える必要のない作業工程を生み出すことだ。このプラットフォームは、作業をシンプルで効果的なものにし、混乱の中でもチームの作業の効率性を保ってくれる。
※2022年6月時点 英語と韓国語に対応(日本語は対応していない)
< Switの特徴 >
- タスク管理ができる
- タイムラインとプロジェクトの追跡ができる
- アプリ内でチャットが可能
- 職場を超えたコラボレーションができる
参考:Swit
Zoho Cliq
生産性とチームマネジメントのリーダーの1人であるZohoによって構築されたCliqは、ハイブリッドコミュニケーションのクオリティを向上させるために作られたプラットフォームだ。
ビデオ会議プラットフォームに必要なすべての機能(会議の記録、ホワイトボードの使用等)などがある。 Cliqを使用すると、チームはGIF、投票機能、および対話的なジェスチャーを使用してコミュニケーションを取ることができる。
そしてプラットフォームは他のコラボレーションツールと統合されているため、チーム管理のワンストップショップ(これ一つで必要なこと全てができるスペース)になっている。
※2022年6月時点 日本語と英語を含む13ヶ国語に対応
< Zoho Cliqの特徴 >
- 分かれたサイドバーを使って、あなたのアイテム・アイデアなどを整理することができる
- 究極のファイルセキュリティのためのパスワード保護を有効にする
- 埋め込まれたタスクマネージャーによるタスク管理
- すべてのプロジェクトを一目で確認できる
参考:Zoho Cliq
Intranetus
Intranetusは、プロジェクトやチーム管理のためのシンプルでクリーンなツールだ。
このプラットフォームは、プロダクトマネージャーがタスクを整理し、最新情報を共有し、アイデアをアクセス可能なリストとして保存するのに役立つ。また Intranetusには、チームがビデオ会議に即座に参加することができるビデオチャットが組み込まれている。
※2022年6月時点 英語とロシア語に対応(日本語は対応していない)
< Intranetusの特徴 >
- 組み込まれたタスク管理機能
- アプリ内のチャット
- ノート機能
- アイデア整理のためのリスト
参考:Intranetus
Flow
Flowはチームの作業を追跡し、各部署による全ての決定の最新情報の更新に役立つ。
チームメイトに割り当てられたすべてのタスク、ニュース、最新情報を自動的に作成し、リモートチームをサポートする。
このプラットフォームは、すべての過程で統一された見解を提供し、リーダーがプロジェクトの進捗状況を明確に理解するのを助けてくれる。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Flowの特徴 >
- タスク管理
- プロジェクトのタイムライン追跡
- 資料管理ツール
- 強力なタスクフィルター
参考:Flow
Standuply
Standuplyは、会議・スタンドアップ(短いミーティング)、そしてその他のアジャイルワークフロー(製品の開発時に使われる作業ステップ)を自動化することにより、リモートチームが管理を再考するのに役立つ。
このプラットフォームは、すべての非同期プロセスを自動化する聡明なアプリ内ボットを提供する。音声とビデオチャットにより、同期的な意思決定を可能にする。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Standuplyの特徴 >
- アジャイルチームのための知識共有
- スタンドアップbot
- 共有性とコラボレーション ― 使いやすさ
- SlackやTeamsとの統合
参考:Standuply
Kona
メッセンジャーやSlackのようなコラボレーションプラットフォームがチームと繋がる唯一の手段である場合、強いチームを構築することは容易ではない。Konaは、チームマネージャーが人間関係構築に優しい環境を作れるように助けることを目的としている。
これはSlack botであり、毎日チェックインして、チーム全員がどのように行動しているか、どのような課題に直面しているか、何の微調整により彼らのwell-being(ウェルビーイング)を高めることができるかを認識する。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Konaの特徴 >
- チームのwell-beingを確認するためのクイックなSlack チェックイン
- 使いやすいUI
- チームのwell-bingの分析ダッシュボードをマネージャーに提供
- 透明性と「ピープルファースト」なアプローチ
参考:Kona
Zenkit
Zenkitは、合理化されたチームとタスク管理のためのプラットフォームだ。プロジェクト管理、コミュニケーション、フィードバックの収集、マネージング、そしてタスク共有のための豊富なツールセットがある。
このプラットフォームは、Intel、IBM、Microsoft、Walmart、FedExなどのグローバルマーケットをサポートしている。
※2022年6月時点 日本語・英語・中国語・韓国語やフランス語など10の言語に対応
< Zenkitの特徴 >
- 多様な管理スタイルをサポート:Agile、hyper-agileやKanban
- デジタルトランスフォーメーションのための豊富なツールスイート
- タスク管理の合理化
- 整理され、ナビゲートしやすいチームチャット
参考:Zenkit
Ora
Oraは、チーム管理とプロジェクト監視への直感的で聡明なアプローチを提供する。高度な構成が可能で、リーダーはプロジェクトビューを微調整し、プロジェクト全体のステータスと発達段階を把握することができる。
Oraは、詳細なレポート、正確な時間追跡、リアルタイム通知により、チーム管理に透明性を与える。
※2022年6月時点 英語とスペイン語に対応(日本語は対応していない)
< Oraの特徴 >
- 管理しやすいタスクリストビュー
- ablesとKanban boards
- すべてのタスクはサブタスクに分割できる
- 豊富なタスクフォーマット
参考:Ora
Peony(旧Schema)
もしあなたがGoogle Drive、そして更に良いツールを探しているとしたら、Schemaが正しい選択だ。チームリーダーがGoogle Driveデータをクリーンで構造化されたビューで理解し、整理するのに役立つ。
Peony(旧Schema)は共有の可能性・能力に重点を置いており、チームが知識を共有し、リアルタイムで編集できるようにする。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Peony(旧Schema)の特徴 >
- 高いリソース効率
- 新しいGoogle Driveファイルの整理法
- 数十のウェブ・ネイティブアプリケーションと統合
- プロジェクト編成のためのタグベースシステム
Popwork
Popworkは、リーダーシップにおいて非常に具体的な問題に対処する。1対1の会議の効果を最大化することだ。従業員とマネージャーが的を得た質問に答え、最新状況を共有することで、面接の準備をするのに役立つ。
同様に、Popworkは事前に作成されたミーティングテンプレートを使用し、1対1の会議アジェンダを設定するのに役立つ。これらのスタイリッシュなフォームにより、人事マネージャーはどのように業績評価するか・会議内容の構成をどうすべきかをすぐに理解できる。
※2022年6月時点 英語とフランス語に対応(日本語は対応していない)
< Popworkの特徴 >
- 進捗追跡のための定期的なミーティング
- 即座にフィードバックを共有できる
- チームの雰囲気についての明確な見解
- OKR(目標管理ツール)の追跡インフラストラクチャ
参考:Popwork
Nifty Project Management
Niftyは、野心的な目標を実行可能なタスクにし、やることをToDoにして明確化することで、プロジェクト管理を合理化するのに役立つ。
このプラットフォームは、エンジニアリング、販売、マーケティング、プロダクト、クライアント管理の各チームにカスタマイズされたソリューションを提供。そして、進捗の追跡、設計、作業工程の自動化を助ける。
また、ファイルストレージ(DropboxおよびGoogle Driveと統合)とコラボレーションエディターを提供してくれる。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Niftyの特徴 >
- リアルタイムの進捗追跡とリポート
- バグを修正するための一つの拠点
- マーケティング資料を作成し、整理するためのエディターとストレージ
- 簡単なメッセージとワンクリックでできるビデオチャット機能
参考:nifty
HeySpace
TrelloとSlackに赤ちゃんがいたら、どのアプリが世界に広まっているかを知りたい人にとっては、TimeCamp Planner(旧HeySpace)が答えかもしれない。このプラットフォームは、メッセージングツールの機能と豊富なタスク管理スイートを組み合わせたものだ。TimeCamp Planner(旧HeySpace)を使用すると、チームに簡単に連絡・ファイルを共有・ビデオ通話をすることができる。
同時に、このプラットフォームによりチームリーダーは、カードベースのタスクボード、直感的なタグ付け、何を実行する必要があるかを正確に説明する機能を使用して、チームのToDoタスクを完全に管理することができる。
※2022年6月時点 英語とポーランド語に対応(日本語は対応していない)
< TimeCamp Planner(旧HeySpace)の特徴 >
- 簡単にチームをメンションできる
- 組み込まれたビデオ会議機能
- タスク管理ビュー
- 共有編集機能
参考:TimeCamp Planner(旧HeySpace)
Lattice
Latticeは、人々の成功を測定・監視するためにデザインされたプラットフォームだ。生産性の評価、OKR(目標管理ツール)追跡、給与の管理、そして従業員の会社への愛着度をモニターするためのオールインワンスイートだ。
5年前にリリースされて以来、Slack、Asana、Redditやその他高いパフォーミングチームに使用される、主要な成功プラットフォームの1つになった。
※2022年6月時点 英語のみに対応(日本語は対応していない)
< Latticeの特徴 >
- 継続的なフィードバックを可能にし、1対1ミーティングを最大限に活用するのに役立つ
- 従業員調査により、フィードバックの推測を容易にする。
- 個々の目標とOKRを監視するためのツール
- チームメイトのためのカスタム成長計画
参考:Lattice
このコラボレーションプラットフォームのリストは、20,000を超えるクライアントを世界中に持ち、主要なバーチャルオフィスプラットフォームであるoviceが提供することができる。
リモートチームにコラボレーションとチームビルディングのための環境を提供し、リモートワーク・リモート教育・そしてリモートイベントを可能にする方法をみてみて下さい。