【ovice独自調査】「オンライン飲み会」、部下と上司に大きな意識の差
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、私たちは長期の自粛生活を余儀なくされています。
そんな中注目されているのが「オンライン飲み会」。自粛中でもオンライン上で気軽に開催できるため、「忘年会や新年会もオンラインで」と考えている幹事も多いのではないでしょうか。
そこで今回、私たちoviceは、世の中に浸透しつつあるオンライン飲み会に関する独自調査を実施しました。
PRTIMES|忘年会に積極的な上司、消極的な部下。モチベーションに大きな差⁈【2021年の忘年会に対する最新意識調査】
■調査のポイント
- 上司は「親睦を深めたい」、部下は「上司に気を遣うしマナーに困る」と両者にギャップ
- 会社以外の忘年会は参加したいという人は6割超え
- 上司も部下も「親睦を深めたい」と考えている
- 「コロナ禍入社世代」は約6割が忘年会参加希望で、全年代でトップ
■調査概要
- 忘年会に対する意識調査
- 対象:1都3県+2府1県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県)
- 会社の規模:51名以上の20代~50代の会社員男女1,238名
- (うち、コロナ禍入社(20・21年度)世代316名)男性 615名、女性 623名
- 調査期間:2021年11月10日~11日調査方法:インターネット調査
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目次
忘年会の意識に関する世代間ギャップ
本調査では、上司世代と部下世代で忘年会における参加・不参加理由に差が見られます。両者の忘年会に関する意識を具体的に確認してみましょう。
多くの人が忘年会を通じて親睦を高めたいと考えている
調査によると、忘年会に参加意向のある30~50代の約7割が「会社の人と親睦を深めたい」と回答しており、社内の親睦を深めたいという動機は世代を超えて共有されていることがわかります。
一方で、50代は「1年の頑張りを同僚と労いたい」という回答が45.6%あったのに対し、20代では21.7%となっており、目的意識の差が見られます。
20代は飲み会マナーを押し付けられるのがイヤ
次に、「忘年会に参加したくない」と回答した20代について、理由を詳しく見てみましょう。
20代の忘年会に参加したくない理由については、上位から「上司や部下に気を遣うから(54.9%)」「帰宅が遅くなる(50.1%)」「お金を払いたくない(48.8%)」「業務時間外まで関わりたくない(44.8%)」という結果になっています。
また、20代で特に多かった回答として、「飲み会マナーが面倒(39.5%)」がありました。
これらの結果から、上司世代と部下世代では忘年会に対する意識に差があることがわかります。
若い世代と忘年会で交流を深めるためには、「飲み会マナー」や「お店探し」、「飲み会の企画」などを部下に押し付けないことが重要です。
会社の忘年会に「仕方なく」参加する若者
忘年会は1年に1度きり。半ば参加することが義務になっている会社も少なくありません。
今回の調査では、「渋々忘年会に参加したことがある」という20代は48.8%にのぼっており、多くの若者がネガティブな気持ちで忘年会に参加していることがわかっています。
また、「会社以外の忘年会には参加したい」とする20代は62.3%になることから、彼らは気の知れた仲間との忘年会と比べ、会社の忘年会にストレスを感じていることが見てとれます。
実際、会社の忘年会について、どのような内容なら参加したいか20代にたずねたところ、「細かいマナーに気を遣わなくていい忘年会(47.0%)」「料理やお酒が美味しい忘年会(38.6%)」「無料で参加できる忘年会(37.8%)」「一次会でサクッと終われる忘年会(33.9%)」などが挙げられています。
先の「参加したくない理由」と同様、マナーの強要や切り上げるのが難しい長時間に渡る飲み会は、若者の忘年会へのモチベーションを下げる要因になりそうです。
世代間で共有されている「親睦を深める」ことの大切さ
ここまで、忘年会の意識に関する世代間ギャップについて確認してきました。一方で、社内で親睦を深める意義については世代間で共有されており、依然として忘年会や新年会に一定の役割があることがわかります。
若者も上司との親睦を深めたいと思っている
若い世代が上司世代よりも忘年会に消極的だからといって、上司とコミュニケーションを取りたくないと考えているわけではありません。
「仕事以外の話もできる関係」についてどう考えるか全世代にたずねたところ、「好ましい」と回答した人は58.6%にのぼっています。
また、20代に忘年会を実施する意義について質問したところ、「同僚同士で仲良くなれる(45.4%)」に次いで「上司との親睦を深められる(44.4%)」が回答として寄せられており、若い世代も忘年会に対して一定の役割があることを認めています。
このことから、先述したマナーや拘束時間などの問題を解消すれば、世代間で親睦を深め合う忘年会が可能であると考えられます。
コロナ禍入社世代は約6割が忘年会参加希望で全世代トップ
一言で「若者」と言っても、とりわけ昨今の新卒社員は忘年会参加へのモチベーションが高いようです。
コロナ禍の2020年または2021年に新卒入社した「コロナ禍入社世代」に対して「入社後に不便に感じること」について調査したところ、「社内での人との繋がりを広げにくい(59.1%)」「同僚との人間関係が深めにくい(54.4%)」「自分の成長を実感しにくい(43.5%)」「自分の仕事内容や忙しさについて周囲の人に理解してもらいにくい(43.0%)」などが上位に挙げられています。
コロナ禍入社世代は上の世代と異なり、テレワークやハイブリッド勤務により直接オフィスで上司や同僚とやり取りをする機会が少ないため、コミュニケーションに関するトピックが上位にくることも頷けます。
一方で、まだ忘年会に参加したことがないコロナ禍入社世代に対して「会社の忘年会に参加したいか」とたずねたところ、合計57.6%が参加したいと回答しています。
調査では、「入職してから1度も先輩や上司とプライベートで話したことがなく親睦を深めたい」「リモートでなかなかコミュニケーションが取れない中、親睦を深めることのできる貴重な交流の場だと感じる」などの回答もあり、彼らが積極的に親睦を深めようとする姿勢が見てとれます。
コロナ禍入社世代が全世代で最も高い忘年会への参加意欲を見せていることからも、彼らは忘年会を通じて上司や同僚とより親密になろうと考えていることが予想されます。
リアルに近く、リアルより便利。「ovice宴会」で飲み会の課題を解決
「ovice宴会」は、バーチャルオフィス「ovice」と、事前に参加者に美味しい食事が届くサービスがセットになった新時代のオンライン飲み会です。
忘年会をovice宴会にすることで、リアルな忘年会でありがちな課題を解決することができるかもしれません。
いくつかメリットをご紹介します。
メリット① 面倒な準備やマナーを気にせずに済む
今回の調査のように、若い世代は忘年会などの飲み会の場でマナーを押し付けられることにストレスを感じています。
宴会会場の手配や催し物の企画などのほかにも、「上座・下座」への配慮や上司のお酒のオーダーなど、古い習慣を押し付けられるのはいつも若い世代であり、これらの経験を通して彼らは飲み会に煩わしさを感じてしまうのかもしれません。
ovice宴会であれば、食事は事前に配達され、オンライン上で好きに飲食ができるため、面倒な準備やマナーから解放されます。
メリット② リアルなコミュニケーションが可能
Zoomなどのオンライン飲み会では、一度に複数人が話すことはできないため、会話がスムーズに進みません。
しかし、oviceであれば、自分のアバターを動かすだけで簡単に室内を移動でき、自分の話したい人と自由に話すことができます。
また、oviceの音声通話機能は、近くの人の声は大きく、遠くの人の声は小さく聞こえる仕様になっています。そのため、現実の飲み会のようなリアルな会話を体験できます。
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メリット③ レイアウトを変更して一瞬でゲーム会場に
oviceでは室内の背景を自由に変更することができます。この機能を利用して、○×ゲームなどさまざまな企画を開催することができます。
忘年会の企画に困った幹事はぜひoviceでの忘年会開催を検討してみてください。
オンボーディングや、営業チームと営業支援チームの連携強化、「細かな確認事項」のための時間削減など、様々な目的でoviceは使われています。それぞれのケースを紹介。