昨今、社員の離職防止のため社内イベントが注目されています。離職につながる大きな原因が「社内コミュニケーション」にあると言われているからです。業務関係なく交流ができる機会をつくるため、イベントを企画する企業が増えています。
しかし「20代~50代まで年代が幅広い」、「出社する人もいればリモートワークの人もいる」など、多様な価値観や働き方が尊重される中、参加率の高い社内イベントを企画するのは至難の業。そこでおすすめしたいのが“バーチャル”空間を活かした社内イベントです。
とはいえ、バーチャル空間の社内イベントなんてイメージが湧かないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回の記事では、全社員が盛り上がれるイベントの参考にしていただくため、バーチャルで盛り上がった社内イベントの事例をピックアップしてお届けします。
目次
【社内表彰式】対象者に、心に残るものを贈りたい…oviceで実現
エン・ジャパン株式会社は社内表彰の景品として「ovice宴会」を活用しました。ovice宴会とは、美味しい食事(参加者全員に同じ食事を配送)と楽しいゲームコンテンツがセットになった新しいバーチャル宴会です。
同社の表彰式では事業部毎の表彰もあり、達成率の高かった部署には景品が贈られます。企画担当の方はAmazonギフト券などを検討していたものの、もっと心に残るものをプレゼントしたいと考えていました。リモートワークが続いていたこともあり、ovice宴会を実施すればメンバー間の交流機会にもなると考え景品にしたそうです。
具体的なovice宴会の内容は「銀座クルーズ」プランを活用し、豪華な料理を堪能しながら格付けチェックなどを開催。「クルーズ・クルーズYOKOHAMA」の支配人を招きメニューの説明をしてもらうといった演出も盛り込みました。
参加者からは、モノをもらうことでは得られない体験ができたと好評だったとのこと。また、今回のovice宴会への参加は強制ではなく任意にしていたにもかかわらず、予想以上の参加率だったようです。
表彰式の景品という形で社内イベントを設計したことが功を奏した事例だと言えます。
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【ファミリーデー】ご家族をバーチャル空間に招待
ファミリーデーとは、自社のオフィスに社員の家族を呼び、社員のモチベーションや結束力の向上をはかる社内イベントです。
株式会社medibaは2年に一度、ファミリーデーを開催しています。2021年はコロナの影響により対面での開催が難しかったため、バーチャル空間を活用しオンラインのファミリーデーを開催。「家からmedibaを覗いてみよう!」というコンセプトをもとに、実際のオフィスをオンラインで案内するオフィスツアーを企画しました。
オフィスツアーの後はクイズ大会やテーマに沿ったフォトコンテストなどを実施。バーチャル空間の背景を活かした演出、clapやdrumのリアクション機能を活用した盛り上げ方などが功を奏して参加者からは「オンラインでここまでできるとは思わなかった」という感動の声が多数あったと言います。
※このリアクション機能は、2023年現在、画面中央のコントロールバーから操作することも可能になっています。
また今回のファミリーデーは、oviceの利用代以外のコストがほぼかからず、予算を景品代に投じることができたこともあって一層満足度が上がったようです。コストをかけずに開催でき、なおかつ対面時と変わらず高い満足度が得られる。そんなバーチャル空間を活用したオンラインファミリーデーはおすすめです。
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【内定式】第一印象が大事!バーチャル空間で「みんなで集まっている感」
昨今、内定式をオンラインで実施する企業は少なくありません。しかし、一般的なWeb会議ツールでは双方向の会話が難しく、新入社員同士が交流する場が取りにくい環境ではないでしょうか。
住友三井オートサービス株式会社とラクスル株式会社はどちらも、オンライン内定式に「ovice宴会」を利用しました。どちらも、形式的な式はオンライン会議ツールで行い、懇親会は社員同士が交流を深めやすくなるよう、oviceに場所を移して行ったとのこと。
住友三井オートサービスは、過去にオンライン会議ツールで内定式を実施したところ、グループを分けることの難しさや分けたグループの様子を見にいくなど、運営上の工数で負担があったと言います。しかしoviceではそのような手間はかからず、内定した学生達も「みんなで集まっている感」が得られたことでコミュニケーションが活発にできたそうです。
また、ラクスルの懇親会は2時間で終了したものの、その後もバーチャル空間に残ってコミュニケーションを楽しむ人もいたとのこと。オンライン会議ツールでは、ホストがいなくなるとルームがなくなってしまうため不可能ですが、oviceはホスト関係なくバーチャル空間が存在しているので可能です。フリースペースで雑談を楽しむ感覚に近く、オンラインとは思えないフランクさで雰囲気良く話せたと言います。
オンライン環境下でも新入社員同士の交流を深めることに成功したイベント実施事例です。
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【全社キックオフ】外部サポーターに依頼。イベント開催ノウハウを知らなくても安心
表彰式、ファミリーデー、内定式など、バーチャル空間でのイベント事例をご紹介してきましたが「不慣れだと難しそう……」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、そんな時は外部サポーターを頼ってみるのも一つです。
次は全社キックオフをバーチャル空間で実施したトレンダーズ株式会社の事例をご紹介。入社式からはじまり新人紹介、ビジョン共有、表彰式、そして懇親会まで盛りだくさんの社内イベントをバーチャル空間で実施しました。
「オンラインだからこそできる価値を最大化する」をコンセプトとし、イベントに合わせたレイアウトデザインを数種類用意したり、リアルな会場ではできないような演出をしたりしてかなり盛り上がったとのこと。むしろイベントが盛り上がりすぎて、時間が足りなくなったほどです。しっかりと作り込んだからこそ成功したイベントだと言えます。
ですがこのイベントは全て自社で行ったわけではなく、ovice公式パートナー会社によるサポートを活用されました。動画撮影やスケジュール管理、スライド作成などのタスクは自社で対応しながら、その他の運営は全てパートナー会社が実施しています。
目的に合わせてレイアウトや演出を変えることで満足度の高いバーチャル空間イベントを成功させた事例です。
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【社内懇親会】お食事付きで盛り上がる!ovice宴会で懇親会
リモートワークによって、雑談のようなカジュアルなコミュニケーションが減っていることを課題に感じている企業は少なくありません。そのため、オンライン懇親会のニーズはますます増えています。
株式会社JERAは部署の違う社員間の交流を目的とし、バーチャル懇親会を3日間に分けて開催しました。任意参加の形式で、合計で337名の社員が参加しています。バーチャル空間でしかできない背景転換で飽きさせない演出をしたり、ovice宴会の「格付けチェックBOX」を使って食事を楽しくしたりしました。その結果、参加者アンケートで測った満足度は5段階中4.2と高評価だったそうです。
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格付けチェックBOXとは、食材の違う3品の料理を1品ずつ試食し、高級食材が使われている1品を予想するパッケージです。株式会社リコーの社内宴会でも活用されました。
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また、懇親会を設計する際に頭を悩ませるのが予算です。中でも予算を圧迫するのが会場費です。バーチャル宴会であれば、そんな会場費がかからないので食事やアクティビティの景品を豪華にできます。株式会社ラックサイバーリンクは、浮いた会場費でiPad含む65個もの豪華景品を用意しました。
食事や景品と予算の兼ね合いは、満足度の高い懇親会を設計する際に最後まで頭を悩ませます。ovice宴会なら、どちらも解消できるのが大きなメリットだといえます。
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